バカ殿、世界でアイーン
2005年12月15日 TVお笑いタレント志村けん(55)の人気コントシリーズ「志村けんのバカ殿様」が、来年にも海外進出することが14日、分かった。来年1月27日に発売される初DVD「志村けんのバカ殿様DVD―BOX」を、発売元のユニバーサル・ピクチャーズの英国本社の役員が大絶賛。同DVDを欧米やアジア諸国でも発売する計画を進めている。志村自身も「世界中の人を笑わせるのは芸人としての夢」と意気込んでいる。
「ラスト サムライ」や「SAYURI」など日本を舞台にした作品が海外でも大きな注目を集める中、「バカ殿」が世界進出することになった。
来年1月27日にユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンから初DVDが発売されるが、同社のマーク・フォティ社長代行がバカ殿を絶賛。英ロンドンの本社に「ぜひ日本以外の地域に売り込んでいきたい」と提案したところ、本社の役員にも大受け。「言葉の壁を超えて理解できる笑い。20年も続いているというのはすばらしい」として、欧米やアジア各国での発売の計画を進めることになった。
来年日本で発売されるDVDは「冬の巻」「秋の巻」「春の巻」の3枚組みセット(各巻約90分、1万290円)。傑作コントや、ビートたけし、北島三郎ら大物との共演シーンなど名場面が収録されているが、海外版では、お蔵入りした初期の女性の裸体の映像や、諸事情でカットされたシーンなど、日本では放送できない貴重な映像の収録も計画されている。関係者は「日本での売れ行きが良ければ、早ければ来年内にも海外発売が見込める」としている。
昨年6月に発表された「子供に見せたくない番組」のアンケート(日本PTA全国協議会調べ)でも堂々の?4位にランクインするなど、スタートから20年たった現在も「お下品番組」の帝王として君臨する「バカ殿」。志村自身も海外進出については「海外から評価を受けることは非常に光栄。世界中の人を笑わせるということは芸人の夢、ぜひチャレンジしたい。これが本当のサムライなのかと思われたら面白いね」と意欲満々。日本を飛び出した「BAKATONO」が、世界中を笑わせる。
【バカ殿の歴史】
▼1977年 TBS系「8時だヨ! 全員集合」内のコントで誕生。
▼80年 フジ系「ドリフ大爆笑」でも登場。
▼86年 フジ系「月曜ドラマランド」枠で初めて独立した番組として放送。
▼92年1月 初めてレギュラー番組化され、番組改編期の特別番組に定着。
▼00年 放送30回記念のグアム・ロケを行う。
▼04年11月 放送40回目を迎える。
◆朝青龍と共演
〇…フジテレビ系では来年1月5日に「志村けんのバカ殿様 新春初笑いドスコイ! スペシャル」を放送。九州場所で7連覇を達成した横綱・朝青龍をゲストに迎え、モンゴルのお酒を酌み交わしながら、トークを繰り広げる。
(スポーツ報知)
昔、ナイナイの岡村が
志村けんのことを
“日本のビーン”っと
言ってたことがあったけど・・
世界のken simuraに
なる日も近いか!?
ハリウッドでリメーク版とかw
コメント