左手首を骨折 連続試合出場1768で止まる
2006年5月12日 ゴジラ55。2006年5月12日(金) 11時32分 毎日新聞
【ニューヨーク支局】米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手(31)は11日、当地で行われたレッドソックス戦の一回表の守備の際、左手首を痛めて交代。野球規則で定められた連続試合出場記録の条件を満たさなかったため、大リーグ記録を更新中だったデビュー以来の連続出場は10日のレッドソックス戦までの518試合、巨人入団1年目の93年8月22日から続いていた日米通算の連続出場も1768試合で途絶えた。その後の診察で左手首の骨折と診断され、12日にも手術を受けることになった。トーリ監督は復帰に約3カ月かかるとの見通しを示した。
左翼の守備についていた松井秀は一回表無死一塁で、レッドソックスの2番打者ロレッタの浅い飛球を捕ろうと前進して滑り込んだ際、左手首付近を地面についてひねった。そのままベンチに下がった後、左腕を固定し、ユニホーム姿のまま救急車で病院に向かった。
野球規則では、連続試合出場の記録は、少なくとも1イニングの守備か、1打席を完了しなければ認められない。この日の松井秀は一回の守備を完了せず、打席にも立っていなかった。
◇防ぎきれないアクシデント、ショックは大きい
常に全力で打球の落下地点へ走る松井選手は、これまでも激しいプレーで体を痛め、ピンチに立たされてきたが、乗り越えてきた。宿敵レッドソックス戦で見せたプレーも、一切の妥協を拒む松井選手ならではの守備だった。しかし今回ばかりは、1イニングを守りきっていない不運も重なり、五回表を終えて試合が成立した時点で記録が途絶えた。
「試合に出る、出ないは監督の決めること。毎日、出たいけれど、監督の指示に従う」。松井選手は連続試合出場について一貫してそう言ってきた。強烈なプロ意識の持ち主であり、根っからの野球好きでもあるだけに、記録や数字が独り歩きすることを潔しとしなかった。チームに毎試合必要な存在と認められることが先決という考えだ。
そんな松井選手に対し、トーリ監督は「彼が必要だから、使い続ける。たとえ疲れていてもね」と信頼を寄せていた。キャッシュマン・ゼネラルマネジャーも、昨年オフに4年で5200万ドル(約61億8000万円)の再契約を結ぶ際、「ヤンキースというパズルに欠くべからざるピース」と口説いた。日米通算安打数も1966本(日本1390、大リーグ576)に伸ばし、イチロー外野手(マリナーズ)に続く日米通算2000安打達成も迫っていた。
喫煙はせず、アルコールもワインやビールをたしなむ程度で、徹底的に節制してきたが、紙一重の勝負を1シーズン162試合続ける中では防ぎきれないアクシデントもある。「目標は世界一。そのために毎日、一番いい状態でグラウンドに立ちたい」と話し、ワールド・ベースボール・クラシックの日本代表を辞退して今季に懸けていただけに、ショックも大きい。【高橋秀明】
残念なニュース・・
ヤナギも骨折だったし
今年はなんだか厄年か!?
自分も気をつけよう(?)。
大リーグの楽しみが減ってしまったけど
復帰に向けてがんばってほしい・・
記録は途切れてしまったけれど
休息だと思って
キモチきりかえて
夏?秋?大事な時に
復活期待します♪
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